What kind of livelihood support is available for foreign residents who are troubled by COVID-19?②

2021/3/22

日本に住む外国人の方の中には、新型コロナウイルスの影響で仕事や生活の状況が変わり困っている方がいらっしゃると思います。そんな外国人の方が利用できる国の制度(=仕組み)があります。

しかし、「どんな制度があるのか分からない、自分が対象になるのかよく分からない、制度の内容が難しくてよく分からない、どこに聞けばいいかよく分からない」といった悩みをもっている方も多いと思います。

そこで、ご自分があてはまる利用できる支援があるのか?どんな内容なのかを知っていただくために、2回にわけてやさしい日本語でそれぞれの支援の内容を紹介します。

2回目の記事では【払うお金が少なくなる、待ってもらえる制度】を4つ紹介します。ご自身や大切な人の生活を守るために、内容をよく理解したうえで、利用できる制度はないか、読んでみてくださいね。

1回目の記事【お金を借りることができる、もらえる制度】を読みたい方はこちらをクリックしてください。

1.国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険

新型コロナウイルスの影響で生活の状況が変わって収入が少なくなった人は、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険の保険料を払うことを遅くしたり、払うお金を安くできる場合があります。

申し込み方法:住んでいる町の役所に相談してください。

下の厚生労働省のホームページで、詳しく内容を確認できます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf#page=13

2.国民年金保険料

新型コロナウイルスの影響で生活の状況が変わって収入が少なくなった人は、国民年金保険料を払わなくていいです。

申し込み方法:住んでいる町の役所に相談してください。

下の厚生労働省のホームページで、詳しく内容を確認できます。他の言語のページもあります。 英語でも見られます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11308.html

3.電気・ガス・電話・水道料金、NHK受信料

国は、電気・ガス・電話・水道の会社やNHK(テレビ局)にお金をもらうのを待つなどして、困っている人を助けるようにお願いしています。

申し込み方法:お金を払っている会社に相談してください。

下のページで、詳しく内容を確認できます。

電気・ガス(資源エネルギー庁ホームページ)※英語でも見られます。
https://www.enecho.meti.go.jp/coronavirus/
電話(総務省ホームページ) ※他言語でも見られます。
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_sonota/covid-19/ict.html#telephone
水道(出入国在留管理庁ホームページ) ※他言語でも見られます。
http://www.moj.go.jp/isa/content/001320132.pdf
NHK受 信 料(NHKホームページ)
(日本語)https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/corona_jushinryo.html
(英語)https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/multilingual/english/index.html

4.公営住宅等の入居者への対応

<公営住宅>

国は、公営住宅を貸している町に、公営住宅の家賃が払えなくなって困っている人に対して、家賃の支払いを遅くしたり、家賃を安くしたりすること、新しく公営住宅を借りたい人が、簡単に公営住宅を借りることができるようにすること、などをお願いしています。

問い合わせ先:詳しいことは、住んでいる町の役所に相談してください。

<UR賃貸住宅>

家賃が払えずに困っている人を助ける仕組みを教えてくれます。また、家賃を払う回数を多くして少しずつ払う仕組み(分割支払い)を使うことなどを相談することができます。

問い合わせ先:詳しいことは、住んでいる町のUR都市機構のお店(住まいセンターなど)に相談してください。

下のUR都市機構ホームページで、詳しく内容を確認できます。
https://www.ur-net.go.jp/emg/saigai/2020corona.html

以上になります。

新型コロナウイルスの影響で仕事や生活が変わり、これからどうなるのか先が見えなくて不安な気持ちになると思います。問題がいっぱいでどこから手をつけたらいいのか分からないかもしれません。まずは一人で悩まず、話を聞いてもらってみてください。少しずつゆっくりでも前に進めるといいと思います。相談したいことなどありましたら、お問い合わせくださいね。

1回目の記事【お金を借りることができる、もらえる制度】を読みたい方はこちらをクリックしてください。

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